スイスオルゴールとの出会い  佐伯吉捷 〜ネット・オルゴール博物館〜

TOPページスイスオルゴール友の会 >スイスオルゴール友の会 〜ネット・オルゴール博物館〜

● スイスオルゴール友の会

Pr.Ogawa

 30年前に長男が生まれたときに、作曲家小川正先生にオルゴールを教えて頂きました。「長男に音楽教育を」 とお尋ねしたら「オルゴールを聴かせなさい。スイス製ですよ」と返って来ました。当時胎教のレコードが世に 出たばかりでした。お母さんの胎音を聴かせると乳児の精神的な安定が得られる。それを想像してお尋ねしまし たら、「スイス製のオルゴールですよ」とご返事でした。当時のオルゴールはまだ音程も悪く、 「宝石箱の中で鳴る小さな音楽」の知識しか有りませんでした。「盛岡の宣教師さんが美しい音のスイス製のオ ルゴールを聴かせてもらったことがある。あれを手に入れましょう。音楽を繰り返えして、身体に一つ決まった 音楽を入れて上げましょう。後から来る音楽を身体の中でよみ分けます」と繰り返す音楽の大切さを説い て頂きました。「その音楽に思い出が乗っかります。お母さんとの思い出はその子の宝物ですよ」と初めて思い 出の大切さを教わりました。「その美しい音楽に情操教育を、豊かな子に育てなさい」この三つでした。オルゴール がそんなに大切なものとは思いもよりませんでした。それからスイス製のオルゴールを探して2年間、国内では 当時どこにも見当たらず、2年後に欧州を廻る旅行に参加する機会が訪れました。 ある楽器店のショーケースの中にオルゴールを見つけました。小さいオルゴールから順に聞かせてもらって、4 曲50弁クラスでモーツアルトの「フィガロの結婚」のフレーズを聴いたとき、手の中に音が踊る程の感動を覚え ました。2年間待たされたこと、スイスがこんな優れたものを造っていたこと、そしてギターを弾いていた当時の 私に少し音楽の経験があったことも新鮮な驚きにつながりました。それは全く新しい感動でした。 昭和50年の1月にスイスオルゴール友の会を発足させて、オルゴールの普及活動を始め、各地でオルゴールコン サートを開催、また200種類400点のオルゴールを展示して沖縄から北海道旭川まで何年間も日本中を隈なく廻り ました。28年間のオルゴールとの体験から、知識だけではない何か大切なものを得たように思います。 オルゴールは生の美しい音楽を自動で繰り返し、好きな時に好きなところで聴くことが出来ます。200年前にスイ スで生まれたオルゴールの優れた特性に大きな感動と美しい音に触れる喜びを感じます。

TOPへ  | スイスオルゴール友の会  | オルゴール・コンサート  | ルヴィーブル 
トップページへ スイス
オルゴール
musicbox.co.jp
ネット・オルゴール博物館

●スイスオルゴール友の会
●スイスオルゴールの魅力
●スイスオルゴールとの出会い
●オルゴールの歴史
●オルゴールと蓄音機の発明
●オルゴールの欠点
●オルゴールの特色
●オルゴールとスイスの歴史
●オルゴールの職人気質
●村の音楽の塔“カリヨン”
●オルゴールのいろいろ
●スイスのオルゴール博物館
●世界のオルゴールの文献
●オルゴールの思い出
●生き延びたオルゴールの力
●スイスオルゴールコンサート
●アルプス民族音楽祭
●オルゴールの故郷を訪ねて

Copyright (C) 2000
Saeki&Co.Inc.All right reserved