乳幼児の音楽教育



−お母さんの音楽教育−

脳が形成される乳幼児期に繰り返される美しい音楽が大切です。人間形成の基礎をつくる3才までに60%の、また6才まで に80%の脳が形成されるそうです。4才で算数の基礎を、10才までに語学と、音楽の基礎を完成させるよう脳の専門家も 推奨しています。「正に3歳までが勝負」「3歳では遅すぎる」と云われているのにも根拠のあることです。まだ小さい から玩具でよろしい大きくなってから立派な音楽をというのは、間違いで、出来るだけ早くから美しい生の音楽を聴く環境が 大切だといえましょう。

− 美しい音楽と情緒教育−

岡潔博士は、著書「日本のこころ」の中で,私は、一つの詩を読んで10秒以内で判る,同じ詩を子供達に与えて3日3晩, 2万4千倍の開き、情緒の器の違いです。今のように記憶ばかりの勉強法では、20歳が限界。お勉強の合間、合間に美しい 音楽を聴いて下さい。情緒を深めてから勉強、一日に情緒の器作りはあればあるほど良い」 と説かれています。また,「喜怒 哀楽は、情緒の濁り,美しいと感じるときのみ情緒は深まる」と述べられています。  「美しいと感じて,情緒を深め、その先に思いやりをつくる」と教えられました。「美しい自然に触れ、 美しい音楽を聴いて情緒を深めましょう。その為に,今こそお母さんの深い情感が大切です。」と説いています。 美しい音楽が情緒を深めるのなら、即ち情緒教育であり、思いやりをはぐくむ大切な教育といえましょう。  又ある方が「今こそお母さんの情感の深さをまとめてお借り出来ませんか? 子供達を美しい森に連れて行き、 紅葉が美しいでしょう」と美しさを教えて上げてくれませんか?」「夕日を眺めて30分、感動を子供達と共に しませんか?」そしてもう一つは「美しい音楽」だと強調されました。

このページのトップへ   ●4.日本の優れた家庭教育
TOPへ  | スイスオルゴール友の会   | コンサート  | ルヴィーブル  | オルゴール療法

Copyright (c) 1996-2002 . All rights reserved.